B型のあなたがすきだ

血液型の話が好きだ。

血液型の話が嫌いなやつは決まって、女はそういう話が好きだよな、とか、人間が四つのタイプで分かれるわけなんかない、とか、血液型云々言ってるのは日本だけなんだぜ、とか、聞いたことある文句を並べる。その定型文は聞き飽きてるので、そういうのを返されるとつまんないのねと思う。そんでそういう血液型が嫌い持論を持ち出すやつはだいたい男尊女卑思考(わたし比)。

 

真偽のほどは別として血液型は楽しい。検証例も多いし、的が絞られてるので観察甲斐があるし、ひとりで簡単にできる統計遊びみたいな感じ。それが実生活で活きてくることもあるし、すべてではないし、何型かな〜〜って観察してどこかの拍子で答え合わせするのは超楽しい。

 

 

そして近年、めっきりB型アイドルに目がない。

 

きっかけは手越さんだが、その魅力に気付いた瞬間、芋づる式にB型推しになってしまった。B型は世間ではなんかこう、ディス要素を取り上げられることが多かったように思うけれどこれは今も?かくいう手越さんもよく自虐的に俺B型だから!っておっしゃっていますが、そんなB型がアイドルになっちゃった場合、めっちゃアイドル向きの性格じゃないか?推してしまうだろ。

 

そこで、B型ジャニーズってここが推せちゃう!個人的ポイント。

   

 

 

 

負けず嫌い

 

思いつく限りのB型は負けず嫌いというかもう自分でそう言ってる。

とにかく誰にも負けたくねえ!!という闘志がめらめらしてる。実際そのために努力は惜しまないし、努力を試練と思ってとにかくガンガンに頑張る。努力にも負けねえ!感に満ちている。

 

ちなみに努力を努力と思わずにやってのけるデキちゃうタイプもいて、そのへんはA型に多い気がする。

それも推せるけど、B型はもっとバタ臭いというか、さらっとできないというか、どうもじたばたしちゃう感が推せちゃうわ〜〜。しかも決めたことには全力でやってくれるから、がんばれ!って応援したくなる。そんで、結果出してくれちゃう。

また、もしかしたらいつか彼はパタッと燃え尽きてしまうかも…という危うさがどこか少しあって、でもそんな心配をよそに彼はいつも頑張ってくれちゃうんです。これがまた愛しい……。頑張りすぎないで頑張ってね……。

 

そんでB型は仮想敵は自分なのがまたなんとも推せる。

うじうじもするけど、だからって他人をじっとり妬むようなうじうじではない。基本的に自分と闘ってる。常に自分の美意識と闘ってるって感じ。目標に素直に猛進する姿がなんというかもう推し甲斐ある。

彼ならきっとなんとかしてくれると望みを託したくなる、そして実際いろんなかたちでなんとかしてくれる、ヒーローのような存在だな。

 

 

 

ナルシズムを存分に発揮してくれる

 

手越って最高!と非ヲタに言うとたいてい、えー!?手越ってナルシストじゃーん!と言われるの、アイドルがナルシストでいて困ることなんてないと思うけどなに?!そして、ああこのひとは発言を額面通り受け取るのねそうなのねと思ってしまうのはまあいいか。

 

アイドルは本人がアイドルであることに酔っていてくれればくれるほど、こちらも思う存分酔える。まあ酔えていない様を愛しく思うパターンもあるけど。特にビジュアルで言えば、自分に酔ってくれればくれるほど本当にかっこよくなっちゃうんだからもう、どうか願わくばあなた様のお付きの手鏡になりたい。(カラコンは控えてくれてもいいよ……おもしろいからいいけど…)

それに、自分大好きゆえに見せ方が上手というか、ほかのことできないというか、外見であれ内面であれ自分で自分の強みが明確な人が多い。魅力を明文化しやすい、第三者に伝えやすい。それはきっとメディアでも使いやすいし、これはB型とかに限らず、魅力がわかりやすいひとが売れるんだろうな。そのなかでB型は個性があんまりブレないのかも。

 

ただコンディションの振れ幅はハンパない。

そこもまた推せる。

 

 

 

 

 

 

平和的で優しい

 

基本的にすごい優しい人が多い。

 

公の場で(公の場でな)むやみやたらに他人を攻撃しないし、にこにこしてる。あんまりガツガツ出たがりじゃない人が多い気がする。基本的にトークの時には横でにこにこしてる。公の場でがつがつしゃべるタイプじゃない人が多い(公の場でな…)。まかせ上手なのかな。裏を返せばめんどくさいことはやらないってことだろうけど。でもなんか面白いことを言える人が多くって、B型に振って落とし所をつける、というパターン多い。(JUMPでは山田が回してるから別か?)

そしてその落とし所に誰も傷つけない平和さがあるんだよな。

愛のないサゲ芸するくらいなら自分の話してる。興味のあるなしがはっきりしてて、そもそも興味ない話題をしないだけなのかもね。そのへんも見ていて気持ちが良い。そんで興味ない話題のときは聞いてるふりして聞いてないだけだしね。あれもかわいいです。

 

あと愛があれば思いっきりサゲるっていうかマウンティングしまくって直接ディスりまくるのもまたかわいい……(みやたまやまけと)。でもあれってちゃんと核心は避けてて優しさのあるディスだなーと思っちゃうんですね〜〜そろそろ偏ってる?

 

 

愛のないものへは反応しない、愛のあるものはマウントしまくる。偽善的な優しさより大人の優しさある。B型って基本的にはおとなしいひと多い気がする。無闇に吠えないというか、小者感がないというか、公の場では(公の場でな、気を許したプラべの実態など知らん)平和的で空気読む優しさあるなーと日々の観察で思ってます。

 

 

 

 

キューピッド感

 

平和的で優しいけど、B型には聖人のように良い子ってあんまりいない。どっちかっていうとキューピッドっぽい。

 

 

ちなみに天使(エンジェル)は天の使いの総称、キューピッドはローマ神話の愛の神つまり特定の人物のことで、だいたい同じ姿で描かれていて混同されていても別物なんですが、B型はなんともキューピッド感がある。

にこにこしてても内心思ってることがえげついとか、口悪い。いたずら好きで、内弁慶、そのうえで中身が純粋、というガチキューピッド感。

 

まじかわいいかよ……あの腹ぽっこり素っ裸が中身に潜んでると思ったらかわいさあまる。

 

 

 

 

 

目が良い


B型の見分け方は、目。勝負どきにまじ殺すって目してるのだいたいB型。

 

 

わたしの大嫌いなゼウス(自担がいつも出るから見ないわけにはいかないけどほんとおもんなくてまじ苦痛)が分かりやすくて面白い。ひな壇で怖い顔してんのだいたいB型。上田くんの殺す顔さすがすぎでしたよね。

 

殺す目つきは1の負けず嫌いと根本同じなんだけど、B型は目にすっごく出るのでおもしろい。

 

 

あと新曲初披露のとき、音楽特番のとき(どっちも特に生放送)。手越は音楽特番のときに歌では誰にも負けねえ!全員ブチのめす!!視聴者も殺ってやる!!!感が目に思いっきり出てるのでほんとに良い。ウインクもファンサも欠かさないけど目がむっちゃ怖い。そーゆーとこほんとすき。山田くんは新曲初披露のときよく殺す目つきしてる。どっちかっていうとダンスで殺すって目してる。眼光鋭すぎてこれも大好き。たまちゃんもどこって今出てこないけどたまに殺す目つきしてるよね、アイドル所業ではあまり見ない気がするけど。

 

真剣な目っていうより殺す!って目つきなのがポイントです。たまらん。

 

 

 

 

 

 

B型アイドルに目がないとか言っておいて検証(ほとんど愛のかたちの説明)してるひとに偏りがあるな……。この子B型っぽいな〜〜と思う子ってほぼB型なのでとにかくわたしがB型が好きなんだって話なんだけど、B型の巣窟KAT-TUNには手を出せていない。ちらちら見る限り多分好きなんだけど、B型検証ブームがきたおかげで魅力に気付けるかな?と思い始めたあたりでいろいろあられて、個人的に哀しみを増やしたくなかったので目を伏せてる。

あと二階堂さんなんかもうとんでも天才バカなので測りきれませんけど、プラベ話聞く限り本来がつがつ系ではないよなあと思うこともあるんですが、とんでも天才バカなのでわたしなんかの考えが及ぶところではありません。(最大級に褒めてます) 

 

キンキさんなんてわたしの好きなえびびコンビなのに、ここもまだ検証には及んでません。

 

 

 

 

 

じゃあこれつまり手越の良いところじゃねえか!

 (おりょうのことも見てるよ!(´‘▽‘`)

ぼやくひとが好き

わたしはぼやいている人が好きだ。

 

おそらく好みのぼやき第一号は大泉洋だ。太平洋という文字を見ればいつでも洋ちゃんを思い出すほど洋ちゃんのことが好きで、きっかけはもちろん水曜どうでしょう。道民じゃないからリアルタイムではなくてどうでしょうclassicを見漁った側の人間で、なぜかユーコン川が初見だったのでこないだ出たDVDほしいなあと思っています。

 

ところでぼやくとは、ぶつぶつ文句を言う、とか、不平不満をつらつらと述べる、とか一般的にはそういう意味で、字面にするとこんなにマイナスなのに、洋ちゃんが「ぬぁんでこんなことぃやぁらなきゃいけねぇぃんだよぉっ」みたいなことを言ってるとにこにこしてしまうのはなんでだろう。

このぼやき好きは洋ちゃんとの出会いから10年経った今でもいろんなかたちでしっかりと継承されちゃって、「てめぇ…」って悪態つきつつも泣きながらジェットコースターに乗らされちゃうおりょうなんか手放しで推せちゃう。ロケ冒頭から「天気も悪いし…」ってぶつぶつ言う知念きゅんとか、「詰め込みすぎだろ」ってラジオスタッフにオコしてる光くんと伊野尾さんとか、例が全然思いつかないんだけどなんかいつも文句言ってるイメージのシゲアキさんとか、「またランキングだよ…」ってお便りの途中から声色曇らせる二宮さんとか、そういう文句を言う姿を見るたび安易に推せちゃうわ〜〜!って思ってしまう。

 

人生において誰かに、文句言ってねーでとりあえずやれよ…って思ったことのないひとがいるなら会ってみたいんだけれど、やっぱり職場なんかだと文句ばっか言ってなにもしてないおばさんとかがどうしてもいる。

学生の頃バイトが同じだった女友達が、なんというか文句の多い子だった。いっつもなんか文句を言ってるタイプの子だった。でもわたしはその子が大好きで、なぜならその子はどうにもならないようなことをぐちぐち言っているのではなくて、自分が不満に思う状況をどうにかしようとしている最中で、でもその過程でこぼした発言だったからだ。彼女のそういう発言には本心みがあって安心した。結局彼女はいつも文句を言って楽しそうだった。

きっとメディアで発せられている文句は、編集されてるから面白いし、仕事だから、やるからこその文句であってリアルガチではないからハッピーなバラエティ要素があるんだけれど、そこにこう、本心みがあるように見えるわけだ。人間見ている感が増す。

 

それに、ぼやくひとにはどこか色気がある。ぼやいているときどっかから色気が出ている。なんかフェロモン出るのかな!?と思って「ぼやく 色気」でぐぐってみたけど、徳光さんがロケで混浴できずにぼやいた記事ばっかり出てきた。ぶつぶつ言うときの声のトーンが低くなるからかな

ぼやく色気の関係性はちょっと検証していないけど、とにかくアイドルにおいてはなおのこと人間味にあふれるぼやきをお願いしたいなあと個人的に思っています。

アイドル的に好き、の個人的な定義:会いたいという観点から見る場合

アイドルは2.5次元のひとだと思っていて、もしももしも人生で彼らと出会うことがあるとしたら彼らはたちまちそこらへんの他人様となんら変わりない存在になって、こっちも人見知りは発揮するし口下手も発揮するし言わなくてもいいこと言っちゃうやつも発揮するしとにかくこちら側の人格が発生するということがわたしは恐ろしい。

けれど、それでもふと出先で「ここにもしあのひとがプラベでやってきたら…」とか、「知り合いの知り合いの知り合いが知り合いでもし知り合いになれたら…」という妄想シミュレーションは絶対少なからず毎日してしまうもの。

しかし対人関係を築くとなれば、彼らはわたしが今まで追って見てきた彼らではなくなる。もちろん彼らがどんな性格でどういう癖があってどういうひとが好みで…ということはあらかた把握してはいてもそれは結局は虚像を超えるものではなく、たとえかなり実像に近かったとしてもわたし個人との対人関係に於いてはまたわたしの想像の範囲内ではなくなって、、と前述に戻る。

 

それでも時に猛烈に個人として会いたいと思ってしまう気持ちの根源はなにか、本当の本当は何をしたいのかと考えた。

 

麗しい御姿を拝見したい。

これはもうそうなんだけれどそうなんだけれど一応言っておくけどわたしは彼のこと、顔だけが好きなわけじゃないんですよ。アイドルしている姿というのが重要なポイントなんだ。

本当の姿を検証したい。

こんなに考察に考察を重ねた自担の答え合わせをしたい…という心はくすぐられるけれど、アイドルは美しい嘘を身に纏っているからこそ尊いのであって、そんなことはすべきではない。

話をしてみたい、聞いてみたい。

なんならこんな質問できちゃうわたし個人の素晴らしさを認めてくれ。視点が鋭いわたしに気づいてくれ。咳払いが好きなら話の途中に咳払いもするからできる限りわたしのこと気に入ってくれ。

 

いや違う。

そんな俗っぽくない、もっと見返りを求めない、会いたいという純粋な気持ちがわたしにはある

 

 

そう、毎日こんなにも元気と勇気と愛をくれていつも頑張ってくれているあのひとに

ただ手放しでお礼が言いたい。

あなたの行動にいつも本当に元気をもらっていると。

世に出てくれて本当にありがとうと伝えたい。

(対面で)

(わたしが彼をまじまじと見られる状態で)

(彼がわたしをわたしと認識する状況下で)

 

 

という、欲求をそれぞれリーズニングし制御してなお葛藤しながら最終的にお礼を伝えたいから会いたいんだと纏める種類の好きさをわたしは、

「アイドル的に好き」と個人的に定義する。

 

お礼を言いたいという結論が出ることに、彼らを純粋に応援している本質と、好きなひとによく見られたいというプライドが詰まっている。

根源は美しいものが好きというとってもシンプルなものなのに、対象がリアルとフェイクの狭間の「生き物」で、わたしが見ているものは虚像で、実際には彼らの本質など分かるはずもないほど距離の遠い実在しているものなんだと頭では分かっているのに、より身近に感じられるシステムが確立しているおかげでどんどんこっち側の心だけが彼らに寄り添っているような気持ちになって、ますます客観と主観のジレンマが生じ、ゆえにそれらへの気持ちは単に好きだとかそういうものではなくもっと哲学的なものへ発展させてくれる余地がありそうで、結局はとっても個人的な好みと個人的な欲望が愛の深度を左右するもの。

 

知れば知るほどアイドルの特性「虚像と実物の壁」にぶち当たってはそこでいろんな考察をしたくなってしまうところにアイドルの沼があるような気がする。考察し甲斐がある快楽的対象。

アイドル的に好き、ってアイドル以外のどこに使うのっていわれたらそれはよく分からん。